Webアプリは、URLを開くだけでどこでも使えます。ただし、画像やPDFを扱うサービスでは『そのファイルはどこへ送られるのか』という不安が残ります。33zuk.comでは、可能な処理を端末のブラウザ内で完結させる方針を採っています。
アプリ本体は単純に、処理は端末の中で
みえるデザインでは、画像やPDFを読み込み、文字色と背景色を取得し、相対輝度とコントラスト比を計算し、改善候補を探すところまでブラウザ内で行います。Pixel Displayも、画像の縮小、色調整、減色、ディザリング、PNG生成を端末内で完了します。
サーバー処理を選ばなかった理由
サーバーへ送れば、高性能なライブラリやAIを利用しやすく、端末差も吸収できます。一方で、アップロード時間、通信障害、保存方針、運用コスト、情報管理という別の問題が増えます。現在必要な判定はブラウザの標準機能で実現できるため、まず端末内処理を優先しました。
- インストール不要で、スマートフォンやPCからすぐ使える
- 元データを解析目的で外部へ送らない
- アップロード待ちがなく、操作への反応が速い
- サーバー障害や処理料金の影響を受けにくい
万能ではない
端末性能やブラウザの実装差、大きなPDFを扱う際のメモリ制約など、オンデバイス処理にも限界があります。また、色の自動抽出は写真やグラデーションでは誤差を含みます。そのため、みえるデザインは結果を絶対的な証明ではなく、設計判断を助ける材料として提示します。
33zuk.comで繰り返し試していること
どこでも使えるWebアプリの取り回しと、端末の外へ出さない安心感を両立できるか。アプリ本体では説明を増やさず、別の記事で仕組みと限界を詳しく公開する。この分離も、33zuk.comで試している設計の一部です。